同性婚、早く法整備が進むことを願います。
地裁だけど、同性婚訴訟で「法の下の平等(憲法14条)」に違憲判決が出てよかった。
生活を共にし、協力し合い、なにもかも異性婚の夫婦と変わらない生活をしているのに、
同性を好きになったがために、
どうして結婚という誰にでも認められている初歩的なことでつまづかなければならないのか不思議でしかなかった。
古くからの法律と憲法がそれを阻止してきたようなところがあるけれど、
違憲判決をしてこなかったのは人間、現在に生きる人間なわけで。
時代は変わっている。
どんどん変化していっている。
簡単に変えちゃいけないこともたくさんあるけれど、
変えていかなければいけないこともたくさんあるのだ。
国側は、憲法がさす「両性」や「夫婦」は男女を表すため「憲法は同性婚を想定していない」と反論していた。
異性婚のみを認める婚姻制度については「子供を産み育てながら共同生活を送る関係に法的保護を与えるためで、合理性は明らか」と。
子供は「育てる」ことは必要だけれども、
「産む」ことは別に結婚した本人でなくてもいいのではないかと思うのだが。
養子縁組や代理母出産などという、結婚した女性が産まなくても、子供を育てる環境は十分に整ってきている。
こういうのを決める男女比って、圧倒的に男性の方が多いということありませんか?
(これに関わる裁判官の男女比は知りませんが)
これまで、同性婚を認めてこなかった理由ってなんだろう。
法曹界の人間の中に、最初に違憲・NOを言う勇気がある人がいなかっただけなんじゃないのか。
同性カップルがこれまで何か問題を起こしただろうか?
異性婚をしてれば、何も問題行動を起こさないのだろうか?
言わずもがな。
誰かを不幸にするために法律があるわけではないはずだ。
同性婚が認められ不愉快な思いをする人は、自分が幸福な結婚やパートナーとの共同生活ができていない人なんじゃないかと疑ってしまう。
自分が幸せなら、他人も幸せであっても別に気にならないと思うのだけれど。
とにかく今日の判決はよかった。
自分は同性婚をする予定はないけれど、
そんなこと関係なく、
信頼する人と生活を共にし、権利を主張しあえる社会の一員に二人でなれる、その一歩を踏み出せたということは、それだけで幸福なことだと思う。
どんどん、他の地域でもこの当たり前のことが認められますように。