そもそも結婚は必要?必要ない?
こんにちは。
自分の人生に結婚って必要なもの? 別になくてもいいんじゃない? 必要ないと思うんだけど……
大きな節目でもあり、生活様式もがらりと変わることが予想される「結婚」について、思うところは人それぞれでしょう。
★憧れてはいるけれど、自分に結婚なんてできるかな……
★これまでいい出会いがなかったしな……
★恋愛感情とかあんまりないんだけど、でも家族は持ってみたい……
こういう悩みは理解できるんです。
それなら、心配ないよ、とか励ましたくもなります。
でも、結婚が「必要か、必要でないか」という問い。
これにはあまり意味があるようには思えません。
したい人はすればいいし、したくない人はしなければいい。
必要な人には必要だし、いらない人にはいらない。
結論を先に言えば、そういうことです。
そもそも結婚は義務ではありませんよね。
結婚しないからといって命を奪われるようなものでもありません。
目次
結婚は必要ないという断言を阻むものは何だろう?
でもせっかくなので、結婚しない選択をするのことに抵抗があるのはなぜかを考えたいと思います。
- いい歳になったら結婚が当然という風潮があるから。世間体があるから。
- 親から結婚の催促がくる。
- 自分が育ったような家庭を作りたい。
- 子供がほしい。
- 結婚して一人前という風潮。未婚者はどこか欠点があるのではないかと周囲に疑われる。
- 将来一人で過ごすことに不安がある。寂しさの解消。
- 孤独死したくない。
要不要という問題ならば、したくなったらすればいいし、するやむにやまれぬ事情等に迫られるならすればいいということになります。
将来設計の中にパートナーや子供がいて……という絵を描いているならすればいい。
そういう人にとって結婚は必要でしょう。
もし結婚する予定であれば既知の人も、これから出会う人も将来の結婚相手の候補に自然と入ってくる。
そこには何のいやらしさもない。
お互いこれからの人生を共に歩き、引き連れ、含みながら、自分の時間や労力をその他のものに配分しながら、関係を育みながら生きていく。
結婚ってそういうもの。それをしたいと思う人にとっては結婚は必要なものになるのでしょう。
結婚が必要ないと思う理由って何だろう?
次に、自分の人生に結婚は必要ない、
あるいは一般的に結婚というもの自体が必要ないのではないかと思う理由を考えてみたいと思います。
この中には、本当は結婚したいけれど少しあきらめの気持ちが含まれている人もいるのではないかと想像します。
- 他人と同じ空間で暮らすことが出来るのか。自分には無理ではないか?
- 恋愛感情がないのに結婚が成立しうるのか。
- 夫婦の義務として性的な関係を強要されることを考えるだけでムリ。
- 好きでもない相手と、婚期や出産リミットという理由で結婚したくない。
- 年頃といわれる時期に、大方の人が結婚するものという既成概念に納得できない。
- 一人が好き。
- 死ぬまで独身を謳歌したい。自分の時間をすべて自分のためだけに使いたい。
- 離婚率も上昇しているし、周囲を見て、結婚して家庭を持つことが幸福とは思えない。
- 結婚生活が必ずしも幸福とは限らない。
- 親戚づきあいが増えて憂鬱。
- 経済的に、一家を養えない。(共働きをおススメします!)
結婚に対して否定的な人にわざわざ結婚をすすめることはない。
絶対無欠の結婚生活なんてないと思うから。
結婚が自分の幸福を作るうえでの絶対条件というのも、なんだか悲しすぎるから。
そこそこ経済力があれば、一人でも十分「生きて」はいけると思うので。
「結婚」という個人の自由であるものについて、必要とかそんなの必要ないとか誰も強制できない。
ただ、少しでも興味があるならばしてみればいいのにと思う。
何か手段があるなら、誰かと生きるという選択肢に歩み寄って別の方法を考えてみてもいい。
どうしてもダメな時はその時に考える。白旗をあげればいいだけのこと。
たぶん、結婚をすべきかすべきじゃないかと考えている人は、なにわともあれ「結婚」ありきということが前提にあるのではないかと思う。
そうでなければ、義務でもないことのために、しなければ命にかかわるとかでもないことのために悩まないし、迷わないと思うから。
単独で人生を生き切りたい。
好きなことのために、他人の人生を背負いたくない。
自分の資質を活かしきるためには結婚やそれにまつわる諸事情は障害になると強く考えている人は、そもそもこんな疑問を抱かない。抱くようなスペースが心の中にないから。
まとめ
必要か必要じゃないかという問題はナンセンスです。
まったく意味がない。
この人となら一緒に歩いていけそうだなと思ったら、一人じゃなく二人で作る生活を考えていけばいい。それでいいのではないかと思う。
そこに強い「好き」という感情が必要なようには思えない。
(「好き」という感情がなければ結婚できないなんて、一体誰が決めたのか?)
周囲の期待や親や世間の目もあって、選択肢が結婚しかない。それで渋々考えているという人もいる。考えているのならばしてみたらいいと思う。
(どうしても嫌ならばNOと口にすべきだ。
選択権は自分にある。
自分の幸せの形を手にするためには自分自身が決定していくしかないのだから。)