どうして結婚したいのだろう?①
こんにちは。
昨今の感染症対策で部活動もままならなかった子どもたちが、
今年は元気に声を響かせています。
放課後にはたくさんの子供たちが姿を見せ、それぞれの部活で準備体操だったりランニングだったり、活動をスタートさせています。
活力があっていいなあ。
わたしは健全な子供たちの声が嫌いな方ではありません。
むしろ明るい気持ちになれます。子供の頃からわりあい近くに学校があってそういう声に慣れ親しんでいるからか、安心感さえあります。
昨年、40を過ぎてから結婚した人が周りに数名いて、これはとても嬉しいニュースでした。
学生時代の友人や仲良くしている知人なので、よかった! と心から思いました。
結婚出来てよかったねという変な上から目線じゃなくて、彼女たちの顔がみな明るかったのが、見ていてすごく気持ちよかった。
で、改めて結婚ってなんだろうと考えました。
結婚に憧れるという人がいるけれど、わたしには憧れとか幸せになりたい(というか、してもらいたい)という気持ちがほぼなかったので、イマイチそういう人たちの気持ちが分かりません。
好きな人と一緒になって家庭を持ちたい。
とか、
経済的に安定したい、ということかな?
親を安心させたいとか、世間の目を気にしてという理由もあるでしょうね。
以前にも書いているけれど自分のことを引き合いに出せば、
わたしは
✕「(恋愛的に)好きな人と」⇒◯「人間的に信用できる人と」、
パートナーとしてではなく結婚して、子供を持ち、家庭を築くことで生活の基盤を得たかったということになると思います。
自分一人の時間や空間を持つことが限りなく好きだけれども、
子供がいる、一家族としての集合体を経験してみたかったということでもあります。
一人の時間が長かったので、そろそろ違う環境に身をおいてみたい!
要は「何でもやりたがり精神」で結婚してみた、とも言えます。
だから特に結婚というものに対し憧れとかはないし、
ラブラブな人と一緒になりたいとかいう乙女チックな想像は皆無でした。
結婚してからもすぐに安定した生活の構築を模索していましたね。
結婚はスタートでもゴールでもなく、単に人生の一部
さあ、この環境でわたしはどう動いたらいいだろう?
この家族という2人体制の中でどんな人生を作っていこう。
そんな感じで不安より楽しみのほうが大きかったです。
わりあい人生は「実験」とか「ゲーム」という捉え方をする性格でもあるので、
基本的にストレスはたまらない方ではありますが(^_^)
ただ、わたしには最初から、結婚した先の生活は二人で作っていくものであって、
どちらか一方が幸せを与え続けてくれるものではないという思いがありました。
当たり前に思われるかもしれないけれど、結構わたしが独身時代を過ごした頃にはありましたからね。
女性は男性に幸せにしてもらうものだ、みたいなのが。
男性は女性を幸せにしてやらなければならない、みたいなのが。
「お前を幸せにする!」(男)
「あたしを幸せにして!」(女)
とか平気で口にする人たちが。
夫婦間、どちらが上でどちらが下ということは基本的にないので、お互いがお互いのことをいたわりあって2人で相手を幸せにすることを考えて、自分も幸せでいることを考えていればいいんじゃないのかな?
ちょっと毛色が違うけど、ついでに言わせてもらえば、
「家庭は妻が守ってくれているので、僕は安心して仕事に取り組めます」
という男性側からの言い方にも首をひねります。
家庭を守るのは夫婦2人でするものだし、安心して働きたい女性だってたくさんいるんですよ。
根本から勘違いが発生していて、おそらく男性側はおかしいことに気づいてさえいないのだろうけど。
『どうして結婚したいのだろう?②』に続く