アセクシャルの恋愛対象って?(その1)
こんにちは。
「アセクシャルだけど結婚して子供がいる」代表のつぶあんです。
嘘です。
別に代表ではありません(;^_^A
そんなことより、「アセクシャル」と打とうとすると「汗臭い」とかに誤変換してしまうのをなんとかしたいです!(^^)!
今回は、
アセクシャルの人の恋愛対象ってどういう人なんだろう、
ということと、
アセクシャルの人が恋愛対象とみられることってあるの?
ということについて、2回に分けて書いてみたいと思います。
そもそも、アセクシャルの人自身が、
「他の誰かに恋愛感情なんて抱けるのかなぁ」とか、
「好きになる人のタイプってどんな人なのかな~」
という問いを発すること自体、謎といえば謎なのですが。
では、さっそく。
=アセクシャルの人はどんなタイプの人が恋愛対象になるの?=
結論から言って、どんな人も「恋愛」の対象にはなりません( ゚Д゚)
そもそもこういう問いを発する方は、おそらく自分自身を本当に「アセクシャル」と自認していいのか自信がない、
あるいは本当にそう決めてしまってもいいのだろうかという疑問を持っているのだと思います。
でも、ある意味それはまっとうなことで、恋愛ありきとされている世の中において、恋愛のない生き方をしてもいいのだろうかという不安がない方がおかしいのかもしれません。
周囲の極端な恋愛至上主義の中でずっと暮らしてきたのだから、当たり前だと思います。
多くの親世代の人だって、それが当然と思っていて、恋愛⇒結婚が暗黙のルールになっているわけですしね。そしてそれを子にも押しつけてくる。
だって、最近ですよ。
LGBTとかセクマイだとかの言葉が平然と用いられるようになったの。
ニュースでさえも耳にするようになったのって。
多様性なんて言葉が飛び交う社会に生きていることの奇跡!
そんな環境もあって、恋愛対象がないとか恋愛感情がないといったアセクシャルと呼ばれるグループ(⁈)に属してしまうことに抵抗がある人もいると思います。
だから迷いがあるならば、まずは精一杯
恋愛対象として見ることが可能な種類の人を探してみるといいと思います。
自分の気持ちの中に違和感を持ちつつも、たくさん試みて。自分の心で実験して。
自分自身が納得するまでは「まだ好きになるべき人が現れないだけ」という可能性を完全に潰す必要はないから。
だいたい、恋愛が分からないので、始まり方とか自分の感情の揺れとかも未経験。
好きになれる人がたまたま偶然現れて、こんなふうに気持ちが変わっていくのか。。。と発見することになるのかもしれないし。
それはそれでとっても楽しいですよね。新しい自分と出会えるわけだから。
で、自分の場合はどうだっただろうと振り返ってみた。
好きになれる人ってどんな人なのだろう?
どういう人ならその可能性があるのだろう? (なにしろ未知の世界)
あれこれ考え、探り、 迷い、悩んだりして。相手を傷つけもして。
それで行き着いた先が、
種類は違えど
⇒「好き」と思えるのは人間的に魅力のある人しかいなかった。
そこに男とか女とかの性別はなかったということ。
結局、アセクシャルの人は、どんな人を「交際対象」としてみることができるのかということに行き着くのではないかと思う。
恋愛できる部分ではなく、「人間性」で選んでしまう。
対人間。生き方とか、魂のレベルとか、言い方は何でもいいんだけれど。
その人が持っている人間性や人間そのものに比べたら、
「恋愛」パートなんてごくわずかな部分を担っているに過ぎなくて、
結婚とかパートナーとしてのつながりを長く求めるとしたら、
ほぼ間違いなく「恋愛<人間的魅力」ですからね。
ということで、もう自分自身に対して迷いのないアセクシャルにとって、
恋愛対象と呼べる人はいないけれど、
その人間性を信頼でき、その人自身を人として好ましく思える人が、
交際対象者であり、パートナーになってくれるといいな、と思える相手になるのかなと思います。